読書の秋
今日はある記念すべき日である。山岡荘八著 小説太平洋戦争(全9巻)を凡そ10年かけて読み切った日である。もちろん、その間他の本を読んでいたり、読まない期間が長かったりしたわけであるが。
折しも「読書の秋」真っ只中の10月であるのも何かの縁だし、山岡荘八がこの本を執筆するのに約10年かかったというのも同じ10年つながりなので、何となく縁を感じる。ただ読むのと執筆するのでは訳が違うような気はしないでもない。しかも、よく分からない地名や言葉が出てきて、部分的には字面を追うだけになっていたところもあるので情けないのだが。
今思うと、読み始めの日をもう少しきちんと記録しておけばよかったと後悔をしている。しかしこの成就感はなんとも心地よい。今までは、他の本を読んでいても、何となくこのこの本のことが気になり、消化できてない気がしたのだ。が、これからは大手を振って他の本も読める気がする。
この「?ブログ」を書こうとしたのも一体何年ぶりだろうかと考えると、10年ぶりとは言わないが数年ぶりには間違いない。当然コロナ禍なんて全くない頃である。それほど久しぶりに、ブログを書こうと思ったのはそれだけこの本を読み切ったのがうれしかったのだと思う。本を読み切るだけでここまでうれしい気持ちになれるとはびっくりである。
しかもこの本を読み切ったことが、今、文章を書くためのひとつの自信にもなっている気がする(あまり根拠はないのだが、第一本当にうまくなって居るのか怪しいのだが・・・)
まあ、何しろ読み始めを漠然と10年くらい前としか覚えていないので、読み終わりはきちんと覚えておきたいと、今大急ぎでこのブログを投稿すべく、文章を打っている。
秋の夜長にはぴったりです!
※ 因みに、この本そのものの内容については触れていくと、とても語りきれないの
でここでは触れない。