たこちん

読んだ本のことなどいろいろなことを書きます。

岐阜旅行

f:id:saitan7356:20190901194121j:plain 先日数人で岐阜に旅行に行った。岐阜には我が家の本家があるのだが、よく考えたらこれまで足を踏み入れたことがなかった。(通りすぎたことは何度もある)
名古屋までは新幹線で行き、そこから在来線で20分程である。
途中木曽川を列車で渡った。車窓から見える家を見ていたら、ふと、昔中学だか小学だかの社会で習った輪中が「これのことか」と思って、隣に座っている旅の同志に話し掛けるのだが、よく分からない。そうこうするうちに岐阜駅に着いた。盆地なのか、相当暑い!これは後で知ったことだが、その日の最高気温は37度で、宮崎や高知よりも暑かったそうである。その話を聞くと改めて今日が暑かった事が身にしみる。とはいえ自分は明日のプレゼン発表(大したものではない)の準備の為、大半をクーラーの効いた暗い部屋でゴソゴソしていたのだが、発表のない同志は徒歩で市内観光をしてたようで、ご苦労様と言いたくなる。
何もないのなら、ホテルで一休みして、涼しくなってからどこか居酒屋に繰り出して、ビールを呑むのが、この暑い時期には最適な旅の仕方なのかとも思う。そうなるとわざわざ旅行しなくてもよいのかな?
しかし遠くに来て呑むからこそ盛上るのだ。「旅の恥はかきすて」とはこの事だろう。夜は兎に角盛り上がった。向かいで呑んでいた若い同志がこんなことを言っていた「毎回呑んだ次の日の朝は、もう二度と呑みたくなくなるんですが、それが昼を過ぎると、何故かまた呑みたくなっちゃうんですよね➰」そんな話を聞いてると益々盛り上がり、岐阜の夜は更けていった!翌日朝その彼に出会うと、「昨日のことはよく覚えていないんですよね。もう今日は呑みたくありません」とのことであった。そりゃそうだろうな。中々最近には珍しくいい若者(とは言え30はとうに過ぎていそう)であった。どうせ昼過ぎたら呑みたくなるに違いないと思っていたら、実際そうなったので2日目の夜も大いに盛り上がり、楽しい岐阜旅行となった。「流石我が家の本家があるところ」などとあまり根拠のないことを思いながら、最終日のお昼にはお金も尽き、飛騨牛ではなく、駅ビルにある「吉牛」で食べた。